伝統

日本伝統文様の千鳥柄がかわいい~逆に千鳥格子【ハウンドトゥース】柄はカッコいい

日本の伝統的な文様の一つに【千鳥】というものがあります。

 

【千鳥】という言葉で連想されるものとしては、お笑い芸人の大悟さんとノブさんコンビの【千鳥】の方が圧倒的に有名なんじゃないかと思います。

 

ですがその言葉の響きやカッコ良さから、狂言の演目の一つであったり、大日本帝国の水雷艇、刀の名前や小説、漫画NARUTOの技やキャラクターの名前など様々なところで使われています。

 

そんな千鳥ですが、実際に意味を聞かれるとどのようなものかパッと答えられないのも事実です。

 

今回は日本の伝統の柄の文様としても使われており、意外というか実際にかわいいと思える【千鳥】模様について深く見ていきたいと思います。

 

千鳥とは詳しくは何?

主な意味としては次の2つがあります。

 

① たくさんの鳥、色んな鳥、多くの鳥、無数の鳥。

② チドリ目チドリ科の鳥の総称で、特徴はクチバシが短く足の指は通常3本、河原や海岸で少し歩いては地面をつついてエサを取る。ケリ、コチドリ、イルカチドリ、シロチドリ等。

 

千の鳥で「たくさん」というような意味合いは良く伝わります。チドリ目チドリ科の鳥がいたことは恥ずかしながらよく知りませんでしたが、実際にどんな鳥かは連想出来なかったので以下にわかりやすく動画を用意しました。

【参照】 シロチドリ(1):白千鳥: Charadrius alexandrinus-明石-2015 03 13

 

シロチドリの動画を参照させてもらいましたが、やっぱりちょこちょこしながら少し歩いたら地面のエサをツツいていますね。

 

大型の鳥から小型の鳥まで様々な鳥がいますが、このシロチドリは動きや存在的にもかなりかわいく感じます。

 

柄としての千鳥の意味と画像

実際の千鳥はかわらしい存在でしたが、次は日本の伝統的な柄としての【千鳥】についてです。

 

その画像は次のものです。

実際のところ、これも結構かわいいなという印象を受けます。

 

日本の伝統的な柄や文様というと、どことなく厳かで格式あるような雰囲気がありますが、千鳥の文様に関してはかなりポップなイメージを受けます。

 

神奈川県鎌倉市の豊島屋さんが販売する銘菓【鳩サブレ―】にも雰囲気どこか似ているような気がします。

 

そんな【千鳥】柄が連なるとこのような感じになります。

当区から見るとわかりにくいかもしれませんが、近くから見るとたくさんの千鳥柄があってかわいく見えます。

 

意外と意識していないだけで、身の回りで探してみると結構発見出来るかもしれません。

 

千鳥格子(ハウンドトゥース)柄はかっこいい

千鳥に柄はかわいらしく、まるで鳩サブレやヒヨコのようであるとわかりました。

 

ですが現在においては、千鳥の柄としては【千鳥格子】が有名かもしれません。

日本では【千鳥格子】、欧米では【ハウンドトゥース(hound’s tooth)~猟犬の歯】として呼ばれています。

 

この柄はどこかで見たことがあるかもしれませんし、これからもどこかで見ることが出来るであろう柄です。

 

ニットジャケットやネクタイ・財布等、色んなところで使われていて、結構高級でお洒落な服に使われているイメージがあります。

 

並んでいる歯の様子を表したものであり、日本では千鳥が飛んでいる様子ということで使われている柄ですが、上のかわいい千鳥の柄と比べるとかなりカッコいいですね。

 

そもそも「千鳥格子」ということでちょっと別物というところもあるかもしれませんが、個人的にはカワイイ千鳥柄が好きです。

 

縁日や祭りの時に、着物に使われている可能性も高いので、祭りや日本の伝統的な記事やお土産を扱っているお店があれば意識して見ていきたいものです。

ドン舞い神楽ちゃん